便秘と低体温
妊娠や生理不順の確認の為に、毎朝、基礎体温測定をされている女性は、ご存知と思いますが、平均体温が36.7℃前後が最も理想的な体温だと言われてますが、平均体温が35℃台にまでなっている方は、低体温であるといえます。生理不順と便秘の関連
低体温になると、免疫力や新陳代謝が低下するなど、様々な病気を引き起こす要因になると言われいるので注意が必要です。
その中で最も表れやすい症状が便秘であり、低体温による便秘では、美容面と健康面に大きな悪影響を与えてしまいます。慢性便秘で表れる美容への悪影響
低体温が内臓機能を鈍くして便秘が即効で解消されない
体温が低くなることで起こる弊害としては、内臓機能の働きが鈍ってしまい、健康に色々な影響を与えてしまうと考えられます。
そして、便秘の状態になるのも同じことで、腸の動きが鈍ってしまうことで、スムーズに排便されないという事態に陥っているのです。
一生懸命、腸内環境を整えようと食生活に注意したり運動を行っても便秘解消が即効でない方は、ご自身の体温が低いのではないかということを疑って下さい。
また、女性で悩まれてる方が多い、冷え性と低体温は同様に思われがちですが、冷え性は手足など身体の末端が冷えるのに対して、低体温は身体の中枢(内部)が冷えることです。
そのため、冷えによる悪影響と言う点では部分的な冷え性に比べて、身体の中枢が冷えることで色々な新陳代謝機能も低下する低体温の方が深刻だと言えます。
また、冷え性は便秘が原因でも発生するのですが、低体温は便秘そのものの原因になっているという現実があります。便秘と冷え性
便秘の原因となっている低体温を解消するために
低体温を改善するには、まず、生活習慣を見直すことが大切です。
食生活では、できるだけ身体を温める効果のあるとされる、根菜や生姜などの食材を摂るようにしてください。
また、お腹いっぱいになるまで食べる習慣が続くと、消化器系に大きな負担を与えてしまいますので、できるだけ腹八分目に抑えることも大切です。
身体の外からも低体温改善と便秘解消を
冷え性の改善とも同様ですが、入浴の際には半身浴で、できるだけ長い時間をぬるめのお湯にしっかり浸かることで、身体の芯から温める効果があります。
特に、気温が下がる冬場では、下半身をしっかりと温めることが大切なので、靴下を重ね履きしたり腹巻きや湯たんぽを使用するなどして、逆に、上半身はできるだけ軽装にして「冷えのぼせ」が起こらないように工夫しましょう。
それに合わせて、適度な運動などでストレスを解消することも必要です。便秘とストレス
便秘解消とダイエット効果のある簡単な運動法
低体温は日々の生活習慣が招く結果であることを認識して、規則正しい生活を心がけて低体温を改善するようにしてください。
低体温から適切な体温に戻ることで、次第に内臓機能も回復して、便秘解消に繋がることも期待できますので、是非お試しください。
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