赤ちゃんの便秘について

赤ちゃん 便秘

赤ちゃんは毎日頻繁にオムツを交換することことから、慢性的な便秘になりにくいというイメージを持っていませんか?

 

しかし、赤ちゃんも大人と同じように毎日、食べ物(母乳・粉ミルク・離乳食)を食べている限りは、便秘になってしまうことは避けられません。

 

どんな生物でも食べ物を食べている限りは、大腸や小腸で栄養や水分が吸収された老廃物(便)が作られます。

 

そして、栄養が吸収された老廃物は、必ず体外に排出されなければなりません。

 

確かに、大人に比べると赤ちゃんは、全体的に腸内細菌の占める割合で約90%が善玉菌なのですが、そんな赤ちゃんが便秘になってしまう原因には、粉ミルクと相性が合ってなかったり、母乳や粉ミルクの量が多いことがあげられます。

 

また、帝王切開で生まれた赤ちゃんは、自然分娩でお母さんの産道を通る時にもらう善玉菌の一種であるブレーべ菌が少なく便秘になりやすいと言われます。

赤ちゃんの便秘解消と予防にはお母さんの助けが必須

赤ちゃん自身は、自分でできることはほとんど無く、体調をコントロールすることもできないので、お母さんがしっかりと赤ちゃんの様子を見てコントロールしてあげなくてはなりません。

 

また、母乳や粉ミルクの他に白湯などしっかりと飲ませてあげるようにすると、赤ちゃんの便秘解消と予防をすることができると思います。

 

さらに、赤ちゃんは大人の2倍以上の汗をかくと言われますが、自分で水分を摂取することができないので、出来るだけこまめに水分を摂取させてあげるようにしてください。

 

便秘が辛くてなく赤ちゃん

そして、赤ちゃんは便秘でお腹が苦しかったり痛みを感じたりしても、その症状を言葉に表すことができません。

 

日中は機嫌が良く元気だった赤ちゃんが夜中に突然泣き続けて、その原因が解らずに困った経験を持つお母さんもいると思います。

 

そして、急いで小児科に連れて行って、医師に診断してもらった結果、赤ちゃんの便秘が解ったという話も少なく、急な発熱の原因が便秘の症状だったということもあります。
赤ちゃんの便秘便秘と発熱

 

赤ちゃんに辛い思いをさせないためにも、お母さんは2〜3時間ごとの授乳やオムツ交換で本当に大変なのですが、赤ちゃんの様子をしっかりと把握しておく必要があります。

 

また、母乳で育てているお母さん自身の便秘や無理な食事制限による産後ダイエットなどをしていると、母乳に含まれ腸内の善玉菌を増やす効果のある成分のガラクオリゴ糖などが不足して、赤ちゃんが便秘になることも少なくありません。

 

そして、母乳を作っているお母さん自身が慢性的な便秘状態でいることも、母乳の質を低下させて赤ちゃんの便秘原因になることもあります。
赤ちゃんの便秘出産後(授乳中)の便秘解消と予防

普段から簡単にできる赤ちゃんの便秘予防法

赤ちゃんの便秘が辛いお母さん

赤ちゃんの便秘が本当にひどくなると、病院でしっかり処置する必要があるので、赤ちゃんも辛い思いをするのと同時に、お母さんも赤ちゃんに対して申し訳ない気持ちでいっぱいになり、辛い思いをしてしまいますね。

 

そうなってしまう前に、普段から簡単に取り入れられる赤ちゃんの便秘を予防法として、こまめな水分摂取を心がけてあげましょう。

 

また、少しずつ離乳食に摂り入れるようになる頃であれば、水分も白湯だけに限らず果汁が含まれている飲み物であれば、腸内の善玉菌を増やすことの助けにもなるので、白湯であまり便秘改善の効果を感じられない時は、果汁を含んだ飲み物を与えてみてください。

 

ほかにも、日頃から赤ちゃんのお腹をクルクルマッサージしてあげることで、胃腸の働きが良くなって便秘解消や予防にもなります。

 

また、マッサージをしながら赤ちゃんに話しかけることは、胃腸の働きが良くなる以上に、赤ちゃんを安心させる大きな効果があります。
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赤ちゃんの便秘が始まりやすい時期

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赤ちゃんの乳歯が少しずつ生え始めて、段階的に離乳食が始まる生後3ヶ月〜5ヶ月以降を境に生まれて初めての便秘を経験することが多いと言われます。

 

これは、母乳や粉ミルクなど主食のほとんどが液状の物だった状態から、半液状の物に変わるのに、まだ、胃腸の働きそのものが慣れていない事と、腸内細菌の90%だった善玉菌(ビフィズス菌)が生後5ヶ月頃から、少しずつ減り始めることなどが重なるためと言われています。
赤ちゃんの便秘離乳食の赤ちゃんの便秘

 

少しずつ離乳食が始まった赤ちゃんの場合は、食事のバランスにも気をつけて果汁をあげたり、デザートにヨーグルトなどの乳酸菌の多い食品を選んだり、母乳や粉ミルクの成分に豊富に含まれ、善玉菌(ビフィズス菌)を元気にするオリゴ糖を加えることで、便秘予防や便秘解消の即効性も高くなります。

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赤ちゃんの便秘は未然に予防することはもちろん、もし、便秘になってしまっても少しでも早く解消してあげたいですね。

 

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